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#魚探の選び方

@ ボートにバッテリーがあるか?ないか?

 魚探を利用するボートにバッテリーがあるかどうかが、まず魚探を選ぶときの選択肢になります。

 クルマに積んで自由に持ち運べるボート=キャリアブルボートの場合は、「ハンディー魚探」といって持ち運びが簡単な魚探――乾電池式の魚探、あるいはバッテリーセット――に決まります。

 ちなみに、釣り道具屋さんで売っている電動リール用のバッテリー(12A/アンペア以上)で、一日中充分使うこともできます。

 ※基本的に、魚探はバッテリーから電源を取るものとして作られています。国内メーカーでは、ホンデックスから乾電池用魚探が何タイプか発売され、過去20年間で海外を含めて10万台以上が出荷されています。

  ⇒乾電池式魚探の一覧表へ

A ボートの航行範囲と狙う魚で決まる「最大水深」

 次に着目しなければいけないことは「最大水深」です。

 ひとつは地理的な視点、つまりボートの航行範囲から最大水深を割り出すことができます。たとえば、航行範囲が東京湾奥(富津岬以北)の場合は水深がどんなに深くても30〜50mです。すると最大水深100mの魚探で充分となります。

 また、狙う魚によっても最大水深が決まります。対象魚を考えながら、どこまでの深さの探知が必要となるかを検討してください。

釣魚 分布する深さ 居場所
タチウオ 30〜180m カケ上がり、岩礁周り
アマダイ 35〜120m 砂地や砂れき地
ヤリイカ 50〜230m 根回りの底付近
スルメイカ 50〜250m 根回り、カケ上がりの底
オニカサゴ 70〜200m 平根周りの砂地・ベタ底
オキメバル 90〜250m
ムツ 90〜300m 険しい根回りの底付近
アラ 100〜350m ベタ底、根回りの砂地
ヒラキンメ 200〜350m 根回りやカケ上がった岩礁
アカムツ 230〜380m 根回りの砂れき帯(ベタ底)
クロムツ 250〜600m カケ上がり、けわしい根回り
キンメ 320〜500m 海底、カケ上がりや根回り
アコウ 400〜600m ベタ底、砂れき帯、岩礁そば

※最大水深(m/メートル)は出力(W/ワット)・消費電力とも関係してきます。出力が大きければ、その分より強いパワーが発振され、よりはっきりと反応が現れます。

B 振動子の周波数
 魚探の振動子の「周波数」も魚探選びの要となります。

 50kHzのような低い周波数(低周波)は、広範囲の魚探知に適しており深いところまで探知することができます。ただ探知範囲が広がる分、魚群の位置・方向は特定しにくくなります。

 一方、200kHzのような高い周波数(高周波)は、分解能が良く細かい探知に適しています。ただ低周波に比べて、探知できる深度は浅くなります。また気泡や海中雑音には強くなります。

また、50-200kHzのように探知範囲の異なる低周波(50kHz)と高周波(200kHz)の2つを組み合わせたタイプもあります。

魚探の選び方〜周波数の選択方法
(SONIXメーカーカタログより)

→ 魚探の振動子の違いについてはこちらも参照してください。

C GPSプロッター機能は必要かどうか?

 魚群探知機は、水中の魚群の規模・種類や位置などと同時に海底の様子や深度を知ることができます。

この魚群探知機の機能に、GPSプロッターを組み合わせた「GPSプロッター魚群探知機」または「GPSプロッター魚探」があります。

 GPSプロッターは、画面の地図上で現在位置を特定したり、それをプロットして航跡を表示することができます。目的地を入力すると目的地までのナビゲーションも行うことができます。機種によっては潮汐グラフ・気象情報の表示もできます。

 またGPSプロッターには、精度の異なるGPSとDGPSの2タイプがあります。

→ GPSとDGPSの違いについては、こちらを参照してください

    《最後に...》   〜釣りのスタイルが魚探を選ぶ〜
 結局、どんな魚探がいいのかというと、自分がねらう水深に届くもので、なるべく高周波、かつ出力が高いものということになる。
 各社のカタログを見るとさまざまなスペックの魚探が並んでいるが、今のところオールマイティーに使えるのはやはり50/200キロヘルツの2周波タイプだろう。50キロヘルツなら水深500メートルの深場まで対応し、イカの反応もばっちり。水深100メートル以内のポイントでは200キロヘルツを使って、より細かい情報を得ることができる。さらに2周波を同時に表示できる機能を駆使して、これまで述べたような周波数による特性の違いから、単独周波数の魚探では得られない2次的なデータも入手できるとメリットは多い。
 500メートル以上の深場も釣りたい向きには、50キロヘルツ以下で深場用の振動子のあるモデルがおすすめだ。逆に、浅場だけに絞って楽しむのであれば400キロヘルツも選択肢のひとつではある。
 周波数を決めたあとは、取り付け場所、機能、予算などと照らし合わせて自分の釣りのスタイルにマッチした魚探を選ぼう。
 

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