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#GPSとは?

 ■ そもそもは航海用の測位システム

 今や海以外でもカー・ナビや携帯電話などでおなじみだが、かいつまんで説明すると、GPSはグローバルポジショニングシステム(Global Positioning System)の略称で、地上2万キロの上空を飛ぶ衛星からの電波を利用した世界的な潮位システムである。空か見渡せる場所であれば、24時間、どこでも緯度、経度、高度、時間を求められ、その精度は平均10メートル以内と非常に高い。
 プレジャーボートに取り付ける一般的なGPSはGPSプロッター″と呼ばれるもの。本来、GPSは測位システムだから、1次的な情報は自船の緯度、経度などの数値だけで、これを表示する機器をGPS航法装置≠ニいう。しかし、数字だけでは使いづらいので、地図の上に自船の緯度、経度を記録できるようにしたものがGPSプロッターだ。
 道路もない海の上では、自分がどこにいるのかがわかるだけでも実にありがたいはず。通常はさらに過去の情報を蓄積できるようになっており、針路の方位や航跡、魚礁などのポイントも表示できる。この航跡と魚探の画像を照らし合わせて使うのがボートフィッシングでは有効だ。地図のタテ・ヨコの情報に魚探の深さを加えれば海底の地形を3次元的にイメージできるし、精度が高いのでメートル単位でポイントを把握できる。

 ■ より精度の高いDGPS

 ただし、地域、季節、時間、天候などによってGPSの精度は変動するので要注意。一般に高緯度地帯のほうが精度は高く、季節的には10月と2月を中心に悪くなる。また、午前中よりも午後のほうが不安定だ。その他にも天気等のせいで補足できる衛星の数が減ると精度が下がり、全体として数十メートルの誤差が出ることもある。
 こうした誤差を補正するGPSがDGPSである。DGPSはDifferential GPSのことで、地上のGPS局との位置情報も受信してより正確な位置を割り出す機能を持っている。その誤差はGPSの10分の1といわれ、実際の精度は数メートル以内というスグレモノだ。これよりも精度の高い方法は2方向の見通し線を重ね合わせるヤマダテしかないが、実際にはDGPSで必要十分。精度の高いポイント選びを求めるのであれば、多少高価だがDGPSのほうがいいだろう。ちなみに、DGPSにはGPSのアンテナに加えて、地上局からの補正電波を受信する長いアンテナがいる。
 市販のGPSプロッターには主に3つのタイプがある。ボートアングラーの間で最も普及しているのが、魚探と一体化したGPS魚探。もうひとつは単体のGPSプロッター。これはすでに魚探を取り付けてある場合や、深場用に専用の魚探を設置しているボートに多い。最後はハンディ(ハンドヘルド)GPSという持ち運べるタイプで、携帯やミニボートに便利。ハンディGPSのなかには緯度・経度だけを表示するものもある。
 GPS、DGPSの違いだけで、市販のGPSの基本性能はどれもほとんど変わらない。自分のボートに合ったサイズや機能、価格などを基準に選べばOK。オールマイティーに使うのであればやはり魚探と一体になったGPS魚探が設置スペースを節約でき、魚探と同時に見られて使いやすい。

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